賃貸部屋の玄関扉や窓はスムーズに開閉できるか、不具合はないか

内覧は徹底的に行うこと

賃貸物件を契約する際には、徹底的に内覧を行って各設備に不具合がないかどうかをチェックすることが重要です。住み始めてから気づいたら直してもらえばよいのではと思われるかもしれませんが、その場合には、自宅に業者などが出入りすることになりセキュリティ上望ましくありません。また、場合によっては、不具合が住み始める前に生じたものなのか、後から生じたものなのかが分からず、修理費が敷金から差し引かれてしまうといったおそれもあるでしょう。そのような不利益を被らないようにするためにも、賃貸だからといって手を抜かずに契約前の内覧は納得ができるまでしっかりと行うようにした方がよいでしょう。もし気になる点が見つかったら修理してもらうか、もしくは契約を見送るというのも一案です。

特に確認しておいた方がよい点

内覧時に確認すべき場所はたくさんありますが、その中でも意外と見落としがちなのが、玄関扉や窓です。きちんと開閉して当たり前という思いから、ついチェックが甘くなってしまいがちですが、実際には玄関扉がスムーズに動かなかったり、窓がしっかり閉まらず隙間風が吹き込んでくるといった物件は少なくありません。特に、築年数が古い建物の場合だと、適切にメンテナンスされていないと玄関扉や窓がガタついているケースは珍しくないので、もし少しでも気になるところがある場合には、指摘してきちんと修理してもらうようにした方がよいでしょう。なお、言っているのに修理に応じてもらえないということであれば、そのような物件は契約しない方が賢明です。